楽天証券からSBI証券への投資信託の移動
私は楽天証券で定期買い付けしている投資信託を定期的に楽天証券からSBI証券に移動させています。
1年に1度程度の実施ですが、結構めんどくさいです。
しかし、それ以上のメリットがあると信じて、実施しています。実施頻度が低いことから移動させる方法を毎回忘れて、調べていますので、もう調べることがないようまとめておきます。
証券会社を移動させる背景
まず、なぜこんなめんどくさいことをしているかといいますと、ずばりポイントのためです。
楽天証券はカードでの購入にポイントが付きますが、保有している投資信託には限定銘柄しかポイントが付かないのです。そこで、私は付与ポイントギリギリまで投資信託を購入し、蓄積した投資信託は保有投資信託に対しポイントが付くSBI証券へ移動させているのです。
購入している投資信託はオルカン、合計毎月18万円購入しています。
・楽天カードで1%のポイント還元上限10万円購入
・楽天キャッシュ経由でポイント還元上限5万円購入
・楽天ポイント消費とSPUの+0.5倍のため、ポイントを利用して3万円購入
SBI証券には「投信マイレージ」というサービスがあり、保有している投資信託の金額に応じてポイントが付くのです。楽天も「残高ポイントプラグラム」が2023年10月から始まりましたが、対象が楽天シリーズの6本に限られているので、使い勝手が悪くある程度貯まったら、楽天証券からSBI証券に移動させています。
この時、移動手数料が3,300円かかりますが、手続きにより、これも返却されるのです。
<SBI投信マイレージと残高ポイントプラグラムの比較>
| 項目 | 楽天証券 「残高ポイントプログラム」 | SBI証券 「投信マイレージ」 |
|---|---|---|
| 開始時期 | 2023年10月 | 2013年~ |
| 対象口座 | 特定・一般・NISA | 特定・一般・NISA |
| 対象ファンド数 | 楽天・プラスシリーズなどの6本 | オルカンを含む 約2,500本以上 |
| 還元率(年率) | 0.017%~0.053%程度 | 0.01%~0.2%以上 |
| ポイント種類 | 楽天ポイント | Vポイント、Tポイント、Ponta、dポイント、PayPayポイント、JALマイルなど |
| ポイント付与時期 | 翌々月初 | 翌月中旬 |
| 最低付与単位 | 1ポイント(未満切り捨て) | 1ポイント(未満切り捨て) |
移動させる方法
楽天証券ホームのマイメニューから「移管・買取請求」を選択

「移管・買取請求」のページ、投資信託項目から「投資信託の移管に関するお手続きはこちら」を選択

【特定口座用】振替依頼書のダウンロードはこちらを選択し、特定口座内保管上場株式等移管依頼書に必要事項を入力する

記入見本を参考に色枠内を入力する。
迷う点は、移管先金融機関(SBI証券)の「部支店名」と「部支店の所在地」かと思います。
部支店名は本店、部支店の所在地は東京都港区六本木1-6ー1と記載すればOK
記載したら準備した封筒に返信用ラベルを張り、ポストに投函します。

手数料還元方法
何日かすると楽天証券のメールボックスに移管日が決定しましたというメールが届きます。楽天証券口座に3300円を入れて置いたら、手続きは進められます。
この時、一旦手数料が3300円取られます。
この手数料はSBI証券の投信お引越しプラグラムを活用して変換してもらうことができます。
まとめ
私の場合はオルカンを移管しますので、付与率は0.0175%。
200万円の移管する場合は、年間350ポイントと小さいですが、これが少しの手間で自動的に入ってくるので、実施する価値はあるかと考え行っています。
SBI証券への移管の際、お役に立てたらと思います。
